南行徳にちょっとした用事があって、その後、南行徳駅近くで食事を食べて帰ることにした。駅前をふらふら歩いていると、「とんき」というとんかつ屋さんを見つけたので、入ってみることにした。
お店の前には、こんな看板。なんとなくイイ感じ。
お店に入ってみると、テーブル席だけでなくカウンターも用意されていたものの、かなりの席が既に埋まっていた。男性の一人客、はたまた二人客が多いような印象だったけど、家族連れで訪れるお客さんもいて、地元の人気店なんだろうな。
店内の壁にはメニューが貼られていて、それを見ると、ロースカツ、メンチカツ…などなど様々な組み合わせがあるようだった。例えば、こんな感じ。「夜のオススメ」が2種類あって、「A.ヒレカツ、イカフライ、ひとくちロースカツ」と、「B.メンチカツ、ハムカツ、チキンカツ」といった感じ。他にも、シーフードミックスは「一口ヒレカツ、エビフライ、イカフライ、アジフライ」で、ダンディセットは「ロースカツ、メンチカツ、アジフライ」といった感じ。
…というわけで、夜のオススメのAをお願いしてみた。ぼんやりしながら待っていると、座っている席から、お店の厨房が見えたのだが、フライのパン粉付けなどは手作りのようだった。ということは、多少、時間がかかるとしても揚げたてが出てくるってことかな。楽しみ。
スマホでニュースを一通りチェックし終えた頃、「夜のオススメ」が到着。よく見ると、小さなすり鉢に入ったゴマが添えられていた。メニューの脇に貼ってあった案内によると、ゴマをすって、ソースをすり鉢に加えて、ゴマソースを作ればいいらしい。
やはり、揚げたてのフライは美味しいし、イカフライにタルタルソースが付いているのもうれしい。待っている間に、店内を眺めていたら、ロースカツには藻塩をかけると美味しいと書かれていたのを発見していたので、ゴマソースの合間に塩を付けて食べてみたが、脂感のあるロースカツをさっぱり食べられて、これまたご飯が進むいい感じだった。
そして、卓上に置いてあるカラシはきっちり黄色い正しいカラシ。ゴマソースによく合う。
多くのとんかつ屋さんがそうしているように、「とんき」でもごはんとキャベツのおかわりが出来ることもあって、調子に乗ってメンチカツを追加してみた。やはり、揚げるところから始めるようなのですぐには提供されなかったけれど、熱々のメンチカツが到着。とてもジューシーなメンチカツはご飯のお供として実にイイ感じ。
そして、割と多めの揚げ物を前に、ちょっと気分を変えたいなぁと思ったときに、のりたまのふりかけが置いてあるのは地味に嬉しいサービス。またご飯が進んでしまった(汗)
いやはや、一見すると地味なお店ではあるけれど、地元の人が通っていることが頷けるいいお店だった。南行徳を訪れることがあったらまたお邪魔したいと思う。