以前から気になっていた、立ち呑み屋さんの「ばかちん松五郎」に飲みに行ってみた。
「ばかちん松五郎」のお店の場所は、シャポー市川を小岩方面に抜けて左側にある細いビルの2階。2階ということで、シャポー市川の出口から様子が覗けるけど、エスカレーターを下りてビルの前まで来てみると、外から様子が見えない入りづらさがあるなぁ、と。しかも、お店の入り口はビルの脇にこんなドアがあって、これを開けて階段を上っていくことになる。
階段を上がってお店の中に入ると、「おかえりなさい」の声をかけてもらった。なるほど、そういうお店か。店内は20人も立てば一杯な感じで、既に飲んでいたお客さんは、お店のオーナーと思しき年配のご夫婦と親しげに話していたので、きっと地元の常連さんなんだろう。
席(といっても椅子はないのだが)に案内してもらったら、目の前のカウンターにおばんざいが並んでいた。既に料理してあったものを提供するおつまみと、小さなフライヤーで揚げたての揚げ物を提供するスタイルだろうか。
店内に貼ってあるメニューに加えて、ホワイトボードのメニューもあって、意外とおつまみの品揃えは充実している印象だった。例えば、ネギトロ200円、ガツポン酢150円、鯖焼き100円といったリーズナブルな印象。なにげにゴハンものもメニューに載っていて、もつ煮込み定食500円、ミニカレー200円など。お酒はチューハイが200円から。生中ジョッキも250円といった感じ。まぁ、400円の日本酒(南部美人)もあるけれど、300円のオールフリーが高級品に思えてくる。
とりあえず、チューハイを頼んで、ホワイトボードに書いてあった、揚げ物3点セットをお願いしてみた。うずら串フライ、コロッケ、小アジで300円。
加えて、ニラソースでやっこ。150円。
さらにネギトロとカニカマサラダ。さらにチューハイを追加。
隣の常連さんがオーダーしているのを見てオーダーしてみたのが、自家製チーズ。クリームチーズにハーブを混ぜたような印象のものだけど、さっぱりしていてなかなか美味しかった。
そして、シメ代わりにカレーのルー。
店内のお客さんのほとんどが常連さんっていう環境は、初めてのお客さんへのハードルがちと高いような気がしたけれど、立ち飲み屋さんとしてリーズナブルな感じもありつつ、手作り感もありつつ、いいお店だなと思った。