ランチ時に、居酒屋の店舗で営業している二郎インスパイア系のラーメン屋さんがあると聞きつけて本八幡まで食べに行ってきた。お店があるのは、JR本八幡駅を南口から出てちょっと歩いたところ、近所には大阪王将や魂麺があるあたり。雑居ビルの2階にある「IZAKAYA眞」というお店がランチ時には「麺屋 長次郎」ようだった。
お店の入り口近くには券売機が置いてあって、ジロリアンの皆さんが行列していた。同じフロアにカラオケスタジオがあって、カラオケスタジオから漏れてくる演歌を聴きながら行列することになった。まぁ、なんというか、のどかというか…。最初は総入れ替え方式かと思ったけど、店員さんがタイミングを見計らってお客さんを入れる順次入れ替え方式だった。行列が進んで券売機の前に来たところで、今回は豚麺(豚2枚)に刻みタマネギと生卵のチケットを購入した。他にもトッピングが用意されていた。
席の空きができて、店内に案内されたときに店員さんにチケットを渡した。多くの二郎インスパイア系のお店は、最初に麺の固さなどのコールを受け付けて、丼を出すときに改めてトッピングに関するコールを受け付ける2段階方式を採るお店が多いような気がするけれど、麺屋 長次郎では最初に全てのコールを受け付けるようだ。麺の固さをどうするか聞かれたので固めでお願いしつつ、コールはヤサイアブラニンニクにしておいた。
店内は6席のカウンターと、4人だけテーブル席が2つ。というか、居酒屋。一人あたりのスペースは広め。卓上には胡椒と一味とかえし。まぁ、カラメは後からセルフサービスで調整できるような雰囲気。あと、汁なしの場合は自家製ラー油が提供されるらしい。カウンターの一席に座っていると、まず、刻みタマネギと生卵が提供された。
ほどなくして、豚麺が到着。なかなか迫力のあるビジュアル。乳化した脂がたっぷりと、太めの麺に絡みついていた。麺を引き出すたびにアブラが飛び散ってしまう。あっさりとかさっぱりといった形容詞が的確ではないけれど、見た目よりは食べやすく、胃にもたれづらそうなライトな味わい。大ぶりな豚は口に入れるだけで崩れそうな食感だった。刻みニンニクや刻みタマネギなどを清涼剤にしてサクサク食べ進められた。
二郎インスパイア系ラーメンを堪能しつつ、無事に完食。食べ終わってみて、総じて、丁寧に作ってある二郎インスパイア系ラーメンだなぁという感想だろうか。「麺屋 長次郎」はまた伺いたいお店だ。