市川駅前の「せね家」で、そばを食べた。

よくある再開発では、元々、店舗があったお店は、一旦、立ち退いて、新しくできた建物の中に代わりの店舗が割り当てられるというが、アイリンクタウンいちかわの東京側の建物の二階。スーパーのオオゼキの脇のエスカレーターを上がったところにある、そば屋さん「せね家」も、そんなお店だろうか。もし、そうならば、ずっと昔から市川駅前で営業してきた老舗ということになる。

雰囲気的には、立ちそばって感じで、さほど広くない店舗の入り口には券売機が置いてあって、そこでチケットを購入する方式だが、ゆるい運用なのか、券売機の設定を変更するのが大変なのか、券売機ではチケットを買えない季節限定メニューが存在する事もあるようなので、店内に入る前、入口脇に置いてあるメニューは要チェックかもしれない。券売機で買えないものをどうオーダーするのかというと、チケットを渡すカウンターで、直接、注文して、現金決済するようだ。

せね家の外観

せね家の外観

まず、うどんかそばかという選択に加えて、載せるトッピングのバリエーション…となると、本当に無数の組み合わせが存在するが、今回は山菜そばにちくわ天を追加してみた。チケットを渡した後、厨房からは冷蔵庫の扉が開いて、何やら調理が始まった音がする。

待つこと数分、提供されたのが、このそばである。そばは茹で麺を温めたものかと思いきや、茹でたてのそばであった。そして、ちくわ天も揚げたて。なるほど、わかりづらい場所にあるのに、次々とお客さんがやってくるのは、こういう背景だったか。…あと、山菜そばとちくわの天ぷらだから、ワカメは無縁なはずだが、そっとワカメが入っているのはちょっとうれしい。

せね家で山菜そばにちくわ天

せね家で山菜そばにちくわ天

まぁ、地味に旨い。見た目的には派手さはないし、派手さを出しようもないけれど、市川シャポーのレストラン街あたりでラーメンかうどんでも食べようかなと思ったときに、「せね家」のそばも候補に入れてもいいような気がする。

そんなことを考えながら、ちくわの天ぷらをかじっていたら、後からやってきた老紳士が、トッピングなしのかけそばをぱばっと食べて、颯爽と帰って行った。そうか、常連さんはかけそばを味わうのか…と悟ってみたつもりになったが、次来るときにはさらっと忘れていて、
ニヤニヤしつつ、天ぷらを二つくらい載せてしまうに違いない。

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