JR本八幡駅南口から徒歩2分くらいのところに、「きたかた食堂 本八幡店」という喜多方ラーメンのお店がオープンしたという情報を聞きつけたので食べに行ってきた。
お店の名前に本八幡店が付けられていることから調べてみたら、きたかた食堂は新橋や神保町でも営業している、ラーメンチェーンであるようだった。外観はシンプルな感じ。
券売機は、最近、じわじわと増えつつある、タブレットを貼りつけたような高機能なタイプだった。古式ゆかしい券売機のようにあらかじめお金を入れておいてボタンを押して直ちに発券するのではなく、一連のオーダーが完了した後で精算とチケットの印刷を行うタイプ。まぁ、ちょっと慣れが必要ではあるけれど、慣れてしまえばなんてこともなく。
醤油ラーメンと真鯛昆布締め丼のセットのチケットと、切り落としチャーシューのチケットを購入して、席に案内してもらってチケットを渡すときに、ラーメンを「まったり」(背脂入り)にするか、「さっぱり」(背脂なし)にするか聞かれたので、まったりでお願いしてみた。
ほどなくて到着したのが、このラーメン。なかなかいい感じのビジュアル。スープはしっかりダシ感があって、しつこく飲みつづけたいような醤油味のスープ。この手のスープは老若男女に好まれるような、間口の広いスープであると言えるかも。そして、背脂の入ったまったりスープと、幅広の縮れ麺はよく合うような気がする。そういえば、喜多方ラーメンのお店として知られている喜多方ラーメン 坂内のスープとと比べる、と醤油の色がちょっと濃いような気がしないでもないか。
さて。
喜多方ラーメンとセットで頼んだ、真鯛昆布締め丼。海鮮丼として食べてみるとフツーに美味しい。他にもマグロを使った丼もあるし、本八幡界隈で気軽に海鮮丼を食べられるお店もなかったような気もするので、それはそれでありがたい話ではあるが、喜多方ラーメンのスープと海鮮丼がよく合うかというと、どうかなぁ…という気がしないでもない。まるでガストで唐揚げを売っているような感じで、選択肢が広がっているのは確かにそうだけど、一緒にするメリットはあんまりないかもしんないというのが正直な感想だろうか。