行徳橋の架け替え工事の様子をチラ見してきた

そういえば、行徳橋って架け替えられる予定だったなぁ…と。

行徳橋は江戸川にかかっている橋で、市川市の行徳地区と八幡地区をつなげている橋であり、可動堰とセットになっている。可動堰は、平常時は上流への塩水の俎上を防ぎ、洪水時には旧江戸川(江戸川放水路)にも水を流して水害を防止することを目的に設置されている。ただし、堰が完成してから55年(!)が経過して老朽化が酷いそうで、平成19年の台風の際には堰を動かすことができなくなるといった事象も発生しているそうだ。(→国土交通省関東地方整備局の資料)

そこで、千葉県と国土交通省が費用を負担をして、現在よりも少し上流に可動堰と行徳橋をセットで架け直すことにしたということのようだ(総事業費は100億円オーダーだそうで)で、今はどうなっているのかをちらっと見てきた。

今の行徳橋の歩道部分を歩いてみたけど、やっぱり狭い。とにかく狭い。行徳橋の上ですれ違うのは、ちょっとドキドキする幅だ。特に自転車同士だとドキドキするだろうな。

歩道部分は狭い
歩道部分は狭い

行徳橋のちょっと上流には河川敷があり、少年達が野球の練習をしていたが、そこに新しい行徳橋(下流に新行徳橋が既にあるからややこしい)の橋脚らしきものが出現していた。いろんな角度から撮ってはみたが、橋脚だけぽつんと置いてあるのは、どことなくシュールな光景だった。野球少年も橋脚があることを気にしておかないと、うっかり全力でボールを追いかけると危ないのかもしれない。

やっぱり橋桁
やっぱり橋桁
野球少年と橋桁
野球少年と橋桁
ぽつんと橋桁
ぽつんと橋桁

今回は、八幡側から行徳側に渡ってみたが、八幡側の河川敷には大きな工事機械が置かれていて、きっと橋脚を置くために穴を掘るためなのか、そもそも橋脚の下に埋めてしまうのかよくわからないけれど、とにかく大きな筒状のものが置かれていた。

打ち込まれる(?)巨大な筒
打ち込まれる(?)巨大な筒

順調と言えるかどうかは判断ができないが、とりあえず工事は行われているようだった。とはいえ、橋脚が置かれているだけで橋の本体は影も形もなかったので、まだまだ工事には時間がかかりそうだ。(国土交通省関東地方整備局の資料を眺めると、H29まで工事の予定が書き込まれていた)

新行徳橋ができてからも、行徳橋を通る人や自転車、車は数多く(そういえば、本八幡駅前から浦安方面に向かう路線バスも行徳橋を通ってたなぁ)、いつも行徳橋あたりで渋滞している印象なので、新しい行徳橋ができたら渋滞が減るといいんだけども…。

追記:
しばらく経ってから、改めて行徳橋の架け替えの様子を眺めてきました

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